ドライアイの方もそうでない方も乾燥した冬の大気は困り者です。
最近の眼科のトピックスではムチンというネバ〜とした物質が点眼薬として使用できるようになりました。
角膜(黒目)は涙の層とその涙を乾燥から防ぐための油層で覆われていますが、そのうえ、涙と角膜とを連結させるムチンという物質も存在し、いわゆる涙液の3層構造になっています。
その3層構造が保たれていない状態になると角膜が大気と接した状態、つまり涙の膜で保護されていない露出した状態となり、キズつきやすくなってしまいます。
今まではドライアイの治療は人工涙液点眼、角膜保護剤(ヒアルロン酸)、まぶたの脂腺(マイボーム腺)の温庵、涙液排出孔の閉鎖手術(涙点プラグ)等がありましたが、これにムチン点眼薬が加わることになります。
ドライアイの研究チームからは有功なデータが出ているようです。
納豆、オクラ、などネバネバした食品は体にいいと言われますが、粘り強いイメージ、ネバーギブアップ(親父ギャグ
