2010年08月25日

子供さんの3D映画観賞は気をつけて下さい。

3D対応テレビが電気屋さんのイチオシの昨今、その観賞についての注意喚起のお話を先日の勉強会で聞いてきました。

立体感を得るためには、物体を両眼で見たそれぞれに得られた視覚情報(別々の角度で見た物体の2つの像)を脳内で処理して一つの物体の情報(立体感のある1つの像)として感じるのです。

3D画像はスクリーンにわざと右目で見た像と左目で見た像を同時に映し出し、3D用メガネで右フレーム内フィルムで左目用像を打ち消し、左フレーム内フィルムで右目用像を打ち消すことで、人工的に脳内に立体感を錯覚させるものです。

近くにあるものを見ると人間の目は自然に内側に寄り、屈折力が変化し、瞳が小さくなるのですが、3D画像を見たら、内寄りは起こるのですが、他はそのままなので、この自然にできる3つの要素のバランスが崩れ、自律神経が混乱してしまうそうです。

アバターは従来の手法の画面よりこちら側に出る立体感でなく、あちら側に引っ込む感覚での立体感を使ったため、観賞に耐えうる時間を伸ばせたものですが、やはり、錯覚をずっと体感しているので、DvDで見るなら、途中で休憩等を取ってみたほうが良いようです。(お話はのめり込むようなものでしたが)

現代生活は知らないうちに自律神経を混乱させることもありうることを、ちょっとでも覚えていただければと思います。
posted by スタッフ at 17:58| 眼科豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする